ポーラ美術館をお得で便利に訪問するには「箱根フリーパス」で
ポーラ美術館は
箱根登山鉄道「強羅駅」観光施設バス13分の「ポーラ美術館」下車ですが、
箱根を楽しむには、「箱根フリーパス」が断然お得で
きっぶを買ったり、支払いの煩わしさからも解放されます。
上記で紹介されている9選のうち8つを制覇している私の
おすすめナンバーワンがポーラ美術館 https://www.polamuseum.or.jp/
レストランもカフェもショップも広々、ゆっくり楽しみましょう。
ポーラ美術館最大の魅力である企画展について
過去・現在・次回の三つをご紹介します
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箱根へのアクセスから
温泉や美術館など約70のスポットが割引優待をご紹介
2019年秋「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」
モネ、セザンヌ、ピカソ―。巨匠たちと出会う 現代アート
の企画展を観てすっかりポーラ美術館のファンになりました。
空間全体に広がるインスタレーション、音、映像、野外展示など、現代作家たちの刺激的な作品が
モネ、セザンヌ、ピカソなど巨匠たちの作品と豊かに共鳴します。
さまざまな感覚を揺さぶるリズムを、ぜひ体感ください。
アイコン画像のセレスと・ブルシェ=ムジュノのインスタレーションはとても気に入っていつまでもその場を離れたくなかった…。色、造形、動き、音がなんとも心地よくて…。
公式のアーカイブには「モネ × セレスト・ブルシエ=ムジュノ
美術館のなかに作られた円形プールの水面をゆったりと漂う白いボウルの数々。
フランスの現代美術を代表するアーティストによるインスタレーション。
大小の陶器がぶつかることで偶発的に奏でられる音色と、
水の流れによって絶え間なく移り変わる光景は、
モネが絵画に描きとどめた水面のきらめきに呼応するかのようです。」と。
公式サイトのアーカイブに
「注目のアーティスト、スーザン・フィリップスが「音」のインスタレーションを野外に展開。
森に幻想的な空間を創り上げます」とある森の遊歩道のインスタレーションも忘れ難く、
帰ってから井の頭公園を散歩しながらここに常設してほしいと思うほど
自然かつ興味をそそる音たちでした。
2020年夏「モネとマティスもうひとつの楽園」(2020年11月3日まで)
絵筆をとるために、庭を造った。部屋を飾った。
モネといえば、「睡蓮」と印象派の由来「印象・日の出」の印象(笑)ですが
絵画の歴史と産業革命の関係や連作「睡蓮」に至る人生の流れがよくわかりました。
しかも終の棲家を構え、邸宅の庭で植物を育て、池を造成し、
理想の庭を創り始め「睡蓮」第一連作は60歳の作品であることを知り、
同年代としてその壮大な意欲と細部へのこだわりに襟を正す思いがしました。
そして、最晩年80代半ばの視力低下に抗いながらの
作品までの展示してあり凄まじい人生を感じました。
マティスは独特のタッチで室内の女性を多く書いた画家としか知りませんでした😅。
彼がテキスタイルや調度品により、演劇の舞台さながらに
自らの「楽園」を創り上げていく過程は興味を惹かれます。
絵のタッチも素材も空間も異なるモネとマティスを
「自分の楽園を創り上げた」という共通点で括り付けたことにより
私にとっての楽園やアイデンティティを考えるきっかけになりました。
次回企画は海を越える憧れ、日本とフランスの150年
(2020年11月14日~2021年4月4日)
モネ、ゴッホから黒田清輝、フジタ、森村泰昌へ。
「フランスを中心として巻き起こったこの“ジャポニスム”は
欧米のデザインや、伝統を重んじるアカデミックな芸術界にまで広範な影響を及ぼします。
時を同じくして、開国を機に欧化政策を進める日本では
黒田清輝(1866-1924)をはじめとする多くの学生たちがフランスへ留学し
彼らが現地で学んだ美術はその後の近代日本美術の礎となっていったのです」
という次回企画展の案内文だけでも胸躍ります。
紙媒体よりもパソコンで(ここはスマホでなく)サイトを観たほうが
美しさ、情報量ともに勝る昨今ですが、この企画展はA4判のチラシが素晴らしいです❣
2020年11月3日までに上記のモネとマティス展をご覧になって
次回企画展のチラシを手に取ることをお勧めします🌸
翌日に見た岡田美術館で観た葛飾北斎は
多彩な作品を40歳から半世紀続け、生涯でおよそ34,000点という膨大な作品を残しました。
合理主義者で多方面で活躍する堀江貴文氏が
ピカソや秋元康氏を例にその仕事を「圧倒的な量」と尊敬していました。
世界的画家、日本で名を馳せる実業家も「天才」が「圧倒的量」の仕事をしていました。
凡人の私も出来る限りで量に挑戦する必要を感じたのでした。