社会

おすすめ書籍

本屋大賞 ノンフィクション本大賞2021「海をあげる」上間陽子著

「複雑さに耐えながら生きる」という言葉を思い出しました。この真摯さ愛と上品さは美智子上皇后の「橋を架ける」を拝読したとき以来かもしれません。「TSUTAYA 代官山店」の宮台由美子さんが推薦しているとネット番組の「ビデオニュースドットコム」で、宮台真司氏から聞かなかったらたぶん手に取らなかった本です。幸運に感謝します。
ジェンダー

選択的夫婦別姓はモラハラ夫や義実家からの圧力を減らせる良策です

モラハラ夫かどうかは結婚や出産するまではわからないらしいです。夫の両親から「嫁」扱いされることに怒っている妻はとっても多い。それも96%が夫の姓に変更し、実態と違う「入籍」という言葉が使われ続けているからなのです。夫婦は同姓がいいと考えるあなたも「選択」というハードルを仮に設けるとパートナーの知らなかった面に気づけます。
おすすめ書籍

結婚式を「マチズモ」(男性優位主義)を削って成功させるには

武田砂鉄氏の新刊「マチズモを削り取れ」が発売2カ月で4刷と好評です。よくぞ書いてくれた!という事実や考察の数々に溜飲が下がります。しかし、六章の「なぜ結婚を披露するのか」は否定ばかりでちょっと残念です。今年(2021年)の息子夫婦と1983年の私たち夫婦の結婚式は、マチズモを削り取るように努めたので、具体的な方法をご紹介します
おすすめ書籍

マチズモを削り取れ 二章 電車に乗るのが怖い たかが痴漢?

著者の武田砂鉄氏は痴漢について、拉致や強姦から引き算して、未遂に終わったから「大事に至らなくてよかった」と相手を思いながら言ってしまうが、それはもう「大事に至っている」と見出しにつけています。痴漢という犯罪を軽くみたり、減らす努力が足りないことの根っこに「マチズモ」があることを解明し、解決策まで提示しています。
おすすめ書籍

「マチズモを削り取れ」 四章 それでも立って尿をするのか 

2021年9月5日(日)のフジテレビ #ワイドナショーでの「座りションスタイル」論議は演者にも編集スタッフにも武田砂鉄著「マチズモを削り取れ」の中の「それでも立って尿をするのか」の読者は居なかったようです。尿が2本や3本に分かれようが関係なく、飛び散ることが103ページでエビデンスに基づき完全に「論破」されているので一読を
おすすめ書籍

「マチズモを削り取れ 」 ジェンダーギャップ存在の深層がわかる本

ジェンダーギャップ(男女格差世界120位)が解消しない真相の深層を真剣に男性だからこその目線で面白く、読みやすく書けるのはさすが武田砂鉄氏。当初「マチズモ」(男性優位主義)という馴染みのない言葉をなぜ?と思いましたが、読み終わった今では本書がベストセラーになれば セクハラ、パワハラ 、マタハラ、パタハラ が無くなると本気で思います
社会

小山田圭吾のいじめに和光学園の「共同教育」の責任はないのか

学校回答についての記事(本文に転載)に1000以上のコメントが寄せられています。多くがそれぞれの立場にたった真摯なものでしたが、40年や25年「も」前の話しとのご意見や和光学園の障碍児との「共同教育」をはじめとする独特な存在を理解されている方が少ないようです。関係者からの見解や考察が求められる事象だと思う理由をあげました。
政治経済

野党共闘を連合が否定する理由は「全労連(共産党系)がある限り無理」

「野党共闘で政権交代」と臨んだ2021年10月の総選挙で立憲民主党は大幅減、枝野代表は辞任。連合の芳野友子会長が就任以来野党共闘に批判的なのは、そもそも相容れない存在だからです。全労連トップを10年務めた坂内三夫氏から「笹本事務局長(当時)から連合は政党(立憲民主党と国民民主党)の上あると言われた」と聞き、成立以来の違いをリアルに思い知りました。
政治経済

日本共産党の凋落は政策よりも組織そのものにあると感じる根本的理由

「日本共産党がめざす未来社会は、人間の自由で全面的な発展こそが最大の特質となること、 民主主義と自由の成果をはじめ、資本主義時代の価値ある成果のすべてが、 受けつがれ、いっそう発展させられる」と言っています。企業などの組織競争を知っている外の方々には笑止千万でしょう。実際に私が接してきた中の人たちは、停滞と独善の塊でした。
政治経済

日本共産党の党勢拡大には、DXしかないけど無理か…消滅は困るよ

日本共産党の主張は正しいことが多いとは思います。しかし、有権者から嫌われているのも事実です。30年変わらないトップが交代して、大胆な組織改革をすれば国民の見る目も、組織内も変わります。それにはDX(デジタルトランスフォーメーション)しかないと思うのですが、無理っぽいこともわかりました。でも、無くなったらタイヘンとは思うのです。
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