麻布中学・高校の文化祭や日常の実態を母の目からご紹介します 書籍「麻布アメフト部員が育つまで~と、母が見た麻布」

麻布アメフト部員が育つまで おすすめ書籍

麻布アメフト部同期の母8人の協力のもと本書を刊行いたしました。

帯のお言葉は前校長の氷上信廣先生からいただいたものです。

「原稿、興味深く、一気に読ませていただきました。
麻布の貴重な財産が、また一つ増えたという感じです。
アメフット部のお母様方の、我が子に寄せる折々の思いの深さ、
尊さはいつの世にも変わらぬ母の愛ということなのでしょう。
しかし、ここに書かれているお母様方の素晴らしさは、
溺愛の淵まで行って佇む(見守る)ことを知っている、賢い愛にあります。
私が校長時代言い続けた2兎を追うという目標を見事に実現した お子様方に敬意を表します。
そして、その実現の裏には、母の賢い愛があったと教えてくれるこの本は、
麻布現役の母はもちろん、これから麻布を目指そうと考えているお母様方に
読み継がれるにちがいありません。」  

目次から本書の内容をご紹介します

はじめに

ここでは、本書を書くに至った動機を書きました。

朝日新聞生活面の「息子に『失恋』母の傷心」という記事の
反響の大きさとそこに掲載された私の感想を記しました。

同時に卒業後一年経って集まった麻布アメフト部のママ友との会話から
息子との接し方に日々悩み、怒る母たちへの
励ましになる部分があるのでは…と感じました。


それらを記すことが同時に麻布中学を中から紹介することに
繋がると考えたのが本書です。

第一章 京大生のN君と母の物語 チア精神で応援に徹する母の手記

誕生から乳幼児期

★予定通りに産まれてくれた親孝行な次男として誕生

★新天地での忙しい日々、「なんとなる」のファジーな子育て

★頑張っている人は応援したくなってしまう性格の母

★ウルトラマンが3人の敵にやられています!何人の兄弟が来たら勝てる?

小学生時代と日能研

★曾祖母や祖父母のお手伝い、母と料理や掃除から学ぶ

★スイミングと今でも生きているわが家のジンクス

★文化祭の海パンプロレスに一目惚れし『ぼく、あざぶにする』と

★送り迎えの車中は母と子と二人の貴重な時間

★テストの復習はABCDを付ける「とらぬ狸作戦」
★E問題(超難問)には手を付けない腹?頭八分目が効果的

★第二志望は二番目に「行きたい」学校のこと

麻布生時代

★さなぎ期をじっと我慢すれば必ず立派な成虫になるby氷上前校長

★身体作りの筋肉トレーニングから始まったアメフト部

★「動ける強いデブ」に息子をすべく母はスポーツ選手の栄養を勉強

★自分たちで練習内容も考え、納得しながらでも弱小チームだった

★これほどに熱中することは人生の中でそうあることではない真剣さで

★普通は受験体制に入る高校二年の秋、息子は…

★卒業した後、『自分の高校生活全てだったアメフト』と息子が言った

卒アル『麻布に入って良かった?』のアンケートにほとんど全員YES!

★アメフト部から四人の東大合格者と一人の慶應大学医学部合格者

★アメフトは京大に入ってから!と浪人中はけっこう楽しそうに勉強

★京都の下宿の掃除をして一人鍵を閉め帰りました

第二章 東大生F君の母の手記:カッコよくプレーする息子を追うだけでなく、マネージャー就任後も試合を見に行く本当の応援

乳幼児期

★風に揺れる洗濯物をこわがって泣き続ける

母の膝の上は彼の指定席という大の甘えん坊

★生来の感受性の強さや繊細さは、手先の器用さにも影響を

小学校時代

★人とぶつかり合うスポーツは苦手だからとサッカーを辞めた

★テレビを見ながらの意識的な会話が読解力につながる

カラフルな色の髪のお兄さんたちに優しくされて目をキラキラ

★6年の秋に母が予期せぬ入院・手術を乗り越えて

★麻布中の試験の1週間前に高熱「受かるような気がしない」と

★親子で無事受験できることに喜びをかみしめていたはずが…

★神様がくれた息子と私へのご褒美かと

本人がリラックスすることが実力以上の力を出せる大きな要因

麻布生時代

度肝を抜かれ、そして感心した入学式

★母の予想以上に長い時間好きなように過ごす

★一度だけ騙されてみた、たった一日の仮病

★あれこれ指示したい気持ちを抑え、見守った母の辛抱が実を結ぶ

わが子を「息子の友だち」のような感覚で接することがコツ

★プレーヤーからマネージャーに転身した理由

どんな彼でも応援、何かに夢中になっている息子を見ることが好き

★東大の試験の前日まで続けた早朝からの登校

第3章~5章 麻布生としての日々 乳幼児期の深い関わり方 小学生時代と受験 おわりに未来へのメッセージを

第3章 麻布生としての日々
  麻布の自由と自主・自立とは 
  想像していたよりずっと活発だったPTA活動
  大学受験準備から卒業へ

第4章 乳幼児期の深い関わり方
  乳児期から個性いろいろ
  お話ができるようになる可愛い盛り
  母子密着の時間から集団での学びの中へ
 「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」(ロバート・フルガム)を地で行く
  生後八ヶ月からの保育園育ちの場合 習い事はいつから、何を、どんな風に

第五章 小学生時代と麻布中学受験
  小学生の子を持つ母の悩み
  それぞれの中学受験
  麻布合格の秘訣は偏差値では測れないと、怒涛の追い上げで合格

おわりに

彼らの友情は親の想像を超えていたエピソードとともに
母の未来への想いでこの本は終わります。

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