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「革命」の前に改革しないと時間とともに消滅していまう😢
日本共産党の2020年12月の第二回中央委員会総会開催を
小さな記事で知り、公式サイトで志位委員長の動画を拝聴しましたが、
それはとても辛い時間でした。
「選択と集中」「PDCA」「計画と責任」という
世間では当たり前のマネジメントの基礎、組織運営が
まったく欠如していることを再確認しました。
「前衛」どころか、リベラルの足をひっぱっている存在です。
志位委員長の動画が視るのも辛かった訳
「選択と集中」「PDCA」の無い組織
![](https://wlbc0601.com/wp-content/uploads/2021/05/PDCAc-800x450.jpg)
辛かった点は二つです。
一点目は、党員の皆さんはこれほどたくさんの重要課題を
「総力をあげて」「やり抜く」「勝ち取る」「抜本的に強める」「必要不可欠」
なことを今でも課せられているのかという苦しさです。
途中、300地区委員会へのアンケートの紹介があり、
そこには困難なことが縷々書いてあったようで、
一本調子の志位委員長の声もややくぐもっていました。
それがわかっていながら、問題点を解決せずにあれもこれも重点とは、
足腰が弱った少数になった高齢者にさらに重い石を背負わせるごとき
「弱い者いじめ」に等しく感じました。
経験の交流で打開できるような段階ではなく、
計画を立てる力さえ残っていないように見えます。
「初めて」を連呼されても表紙を架け替えただけで、
特に「○○月間」で目標を設定して達成できず、を繰り返して来たのは
なぜなのかの分析がないのが不思議でなりません。
計画に責任が伴わない無責任体制
二点目は、あえて「弱い者いじめ」と政権批判と同じ言葉を使った通り、
俗に言う「ブーメラン」だからです。
私は共産党の政権批判には同意しています。
しかし、批判していて恥ずかしくならないのか、
もう20年(委員長在任)も30年(書記局長合わせると)も
同じことを繰り返して来たので麻痺しているとしか思えませんでした。
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30年間党員増、赤旗増紙で迎えた選挙はなかったと自らが言うように、
党勢衰退の一途をたどっても日本共産党委員長の辞書に「責任」の文字はないようです。
「弱い者いじめ」なのは上記2点の合わせ技の結果です。
中央と(上層部をそう言います)末端党員の
活動時間、給与の「格差」はいかばかりでしょう。
私が日本医労連書記局に8年在籍し、そこが中央直属グループ支部だからわかったことです。
指導者も党員も輝いていたころもあった
現在は見る影もありませんが、
40年前の志位さんが類い稀な指導をされたエピソードは
当時直接指導を受けた人々から漏れ聞いています。
2014年に全労連事務局長になり2016年12月25日に急逝した井上久さんが、
日本医労連に着任して間もない1989年に電話を取り次いだことがありました。
志位さんが青年学生対策責任者で、井上さんが全学連委員長として指導を受けていたからです。
2014年以来開催のない「赤旗まつり」も
1980年~90年代に30万人もの参加があったころは素敵なものでした。
全国から集まった催事と物産展に、
大型バス300台など全国からの参加者で溢れかえっていました。
設営、警備、誘導、撤収まで献身的な党員が泊まり込みで奮闘しました。
裏方を支えた方々にとっては、大変だったけれど
今となっては良い思い出なのではないでしょうか。
私の両親もとても楽しみにしていたことが懐かしく、嬉しく思います。
曰く「何がいいって、あんなに混雑しているのに
みんないい人たちばかりだから雰囲気がいいのよね」と。
日本共産党に集う人々の初心は、
社会を良くしたい、少しでも困難な思いをする人の助けになりたいとの
同じ思いを共有していたからだと思います。
30年も変わらない組織の衰退は必然的
共産党批判が他党を利するとしても
2中総報告の中には大阪の住民投票について、
勝利したことを喜び合うくだりがあります。
「えっ、それだけ?ちがうでしょう」と思わずにはいられませんでした。
十年一日のごとくあれもこれも重要な課題だと繰り返しても、
もはや効き目は期待できません。
もし、維新が勝っていたら国政にもどんな影響があるかも含め、
危機感を伝えるならばここでしょう‼と思うのは私だけでしょうか。
少なくとも反省や危機感を示す必要を感じ、それがない中央ならば
もう共産党を批判することによって他党を利する心配も
今さら無用なことだとさらに思いを強めました。
学ばないから進歩がない、無駄な努力
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2020年11月に志位委員長が在任20年を迎えたそうですが、
若き書記局長になったことを驚いてから30年も経ちました。
得票数 党員数 赤旗読者数 が、1980年代をピークに激減していることは
党大会決議など公の文書でも明らかになっていながらも交代しないのは何故か。
有権者なら誰でも不思議に思うところです。
組織運営、先端技術や社会の動向の学び、党勢拡大の努力、
どれをとっても不十分、不足しており、
いくら「正しい」主張を繰り替えしても
行動が伴っていない=勉強していない、努力していないことは
その進歩のなさから外から見れば明白なのです。
30年前から無駄だらけだった組織運営
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30年前でさえ、選挙戦の準備不足による時間の無駄に呆れました。
共産党組織の末端である支部では、
ワーママ(こんな言葉もないほど少数派で孤軍奮闘)党員と
10分、20分という短い時間を捻出して膨大な「ビラ折」をしていました。
インターネットの無い時代には大量のA3判くらいの宣伝ビラが
中央や都委員会、関連団体名(公選法対策)で何種類も大量に支部へ降りてきて、
全戸配布しやすいようにまず「巻き四つ折り」にするのが「ビラ折り」です。
折るのはお金がかかるからと人海戦術で折っていましたが、
折り機導入とのコスト計算をしていたのか、今考えると不思議な気がします。
「ビラの全戸配布」(ポスティング)「練り歩きと街頭演説」「電話かけ」が
主な選挙戦でしたが、学生や中央直属支部は
手が足りなかったり、重点地域に特別に投入されていました。
「革命休暇」とか言って丸一日仕事を休み、
馴染みのない地域に集められるのですが、
活動時間は正味2~3時間あればいいほうでした。
このような遠い昔の時間の「搾取」「無駄遣い」をわざわざ書いたのは、
今の共産党の姿をあらためて見ても基本的に進歩を感じられないからです。
人海戦術に頼る体力が無くなったがゆえの変化は多少あったとしても、
機関紙赤旗の配布と集金にかかる労力を
「活動」の名でただ働きさせる姿勢は変わりません。
その解決策はDX(デジタルトランスフォーメーション)しかないでしょう。
単なるIT化ではなく、本当のDXを。(よく知らんけど😅)
中央でさえ不勉強、組織運営は杜撰な実態
不破委員長の受け売りをしに労働局次長が単産支部学習会の講師に来て
「資本主義」の資本という言葉を最初に使ったのはマルクスだったと
嬉々として「教える」のです。
まず「無知の知」から学んで欲しいと思いました。
党勢や党員としての教育体制が後退していることが明らかな今、
四半世紀前はたまたまの出来事かもしれませんが、
今や推して知るべしではないでしょうか。
党の活動から離れてから後、幾度か不審な勧誘電話を受けて、
赤旗読者の履歴や支持者名簿の管理1つできていない、
「国家権力に狙われている」(笑)はずの組織の杜撰さは感じていました。
今回、私自身の身分が今現在どうなっているのかを確かめたところ、
「防衛上」(という言葉がよく使われていたものです)最も重要な
党員の名簿管理さえできていないことが明らかになりました。
地区委員会も東京都委員会も引っ越しをしたために詳細はわからないとのことでした。