保活しても待機児童になったらどうしよう…なんとかなる!する!

ワークライフバランス
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 働く親にとって、保育園に入れるかどうかは死活問題です。

にもかかわらず、「保活」なる言葉が登場して10年以上が経ち、
「保育園落ちた、日本死ね」ブログが話題になって早5年、
以前として都市部では待機児童の解消には至っていません。

しかし、50年前から「保育園」が十分に用意されてきたことなどないのです。

常に先駆者がいて切り拓いて来ました。

長女は私が、長男は夫が無認可保育所まで子連れ通勤 大変でもいい思い出

私が娘を産んだ1084年にも、保育園の待機児問題はありました。

産休明けの認可保育園は本当に少なく、
私は八週間の産後休暇明けから
虎ノ門病院の院内保育所「虎の子保育園」に、
丸一年1時間半かけて子連れ通勤をしていました。

1970年代に「ポストの数ほど保育所を」
というスローガンのもと地方自治体に対して
保育所の設置を迫る運動がありました。

そうした流れとともに看護婦(当時)のために
病院に保育所の設置を求める労働組合の活動のなかで出来た
院内保育所でした。

母親たちは預けるだけではなく、運営を自ら行なっており私も深く関わりました。

この「保育所運営委員会」に集った母親同士は
育児情報を交換し、励まし合えたことが、働き続けるうえで大きな力になりました。

息子を産んだ1993年でも、育児休業明けの保育所探しの難しさは同じでした。

このときは夫が3か月、職場近くの無認可保育所へ子連れ通勤を余儀なくされました。

ある情報番組によると、2010年の段階で、
東京駅周辺には五つの保育所があり、
うち三つはこの二年に開設されたもので、三つの企業が共同出資しているのだそうです。

朝8時から9時の東京駅周辺では20組の子連れ通勤があり、
そのうちパパの子連れ通勤が五組、夫婦が四組でした。

朝はパパの送りが主流になりつつあるとのことでしたが、
この傾向は地域の保育所でも見られます。

ある父親は、
「子連れ通勤は大変だけれど、妻の苦労もわかり、楽しい時間でもある」
と語っていましたが、これは多くのパパも同じ感想でしょう。

我が家の長女を保育園に送っていたころの夫はまだめずらしい存在で、
保母さん(当時)のアイドルでした。

一〇年後の長男のときには、
父親の送り迎えもずいぶん増えたものだと思ったものです。

夫婦ともに子連れ通勤を経験した我が家にとって、
それはひたすらに懐かしく、また、若かったからこそ
できたとねぎらいあいました。

時を経ても語り合える夫婦共通の貴重な思いでの一つです。

保育所は行政を当てにするだけでなく、自分が動く、行政を動かす気概を

保育所探しは現在の住まいを前提にするだけではなく、
さらに行政を当てにするだけでもなく、自ら動くことも必要です。

娘も息子も1歳になった4月からは、
公立の認可保育園に入ることができました。

娘は4月の時点で1歳2か月になっていたので、
待機児童が多い中でも入れるとしたら
唯一ピンポイントで可能性の高い4月に転園できました。

息子は、そうした経験から4月生まれです。

さらに娘が4歳のとき、
私の仕事場と就業時間の変更のため、
延長保育のある保育園に転園する必要があり、
そのために引越しもしました。

ファミリーサポート事業などなかった時代に、
居住する大規模マンションに自作のチラシをまいて
ベビーシッターを探した友人もいます。

母親同士の預け合いも必要不可欠で、
調味料のありかまで知り尽くした子育て仲間を作った人もいます。

待機児童が社会問題になっていても、
いまは50年前のような
「保育所を作ろう」「作らせよう」という運動よりも
近隣住民の無理解など困難な側面ばかり報道されています。

しかし、実際に自分の居住地域を見てみると
新しい保育園がいくつも建ってきています。

元少子化対策担当大臣の蓮舫氏は、
誰かが何かを、自分のためにはしてくれない、という前提で生きて欲しいです。
良くなるのをただ待つのではなくこうなりたい、というビジョンをもち、
努力して、それでもダメなところは政治が救う」
と述べています。

担当大臣にそう言われてもという気持ちはありますが、
政治を動かすほどの民意足りえていないというのも偽らざる現状でしょう。

私は、この発言の前半部分におおいには共感しました。

その後の自民党の少子化担当大臣は問題点や課題は全てわかった上で
待機児童問題は「票にならないから進まない」と言いました。

在宅ワークを始めとした働き方や保育所の在り方の多様性を最大限利用して

保育所も、預かり時間や形態など多様化しています。

働き方も少しずつ選択の余地が広がり
子育てとの両立のために起業する女性も増えつつあります。

2020年からの在宅ワークの普及は
急なことで不十分さが残りつつも大きな可能性が広がりました。

もちろん、在宅ワークだからと
子どもまで在宅でというのは
子育てをしたことのない人の戯言です。

「保活」を保育園探しという狭い意味でとらえるのはやめましょう

見通しをもって、準備して、知恵と工夫で
キャリアと子育ての両立の道は切り拓かれてきました。

貴方もその一員に連なる気概をもてば大丈夫です。

全てがお膳立てされた人生はもう終わりです。

なぜなら、親になるのですから。

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