小一プロブレムと小4プロブレム 学童保育の目覚ましい進化

ワークライフバランス
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保育園卒業後には「小一プロブレム」が待っています。
これは学校という新しい生活空間における問題に加え、
保育園に比べて預かり時間の短くなる学童保育のこと。

小4プロブレムは学童保育の終了を指していますが、
ともに自治体により時間や期間が延長されています。

また、民間学童保育の進化には目を見張るものがあり、親のリサーチ力は重要です。

学童の利用児童は増加の一途、多様化の中でどこを選ぶかは親子次第

学童保育を利用する児童は2019年に130万人に達し、
2021年度末までに約25万人分を整備すると
厚生労働省は待機児童の解消を目指しています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000189556_00003.html
平成29年(2017年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(平成29年(2017年)5月1日現在)について紹介しています。

放課後の「生活の場」だった学童保育が
放課後支援教室と一体化することで
数は増えるけれども「居場所」としての指導の変化への
戸惑いや批判もあります。

ただ、「小3⁉プロブレム」を経験した身としては
利点もあるかなと思います。

学童保育は自治体によって在籍学年が決まっています。

当時は長女長男ともに小学校4年まで通えたのですが
2人とも小3で卒業することにしました。

3年生ともなるとギャングエイジ
何よりも友だちと遊ぶことが楽しく、重要になります。

ところが、学童保育に通っていると
学童の中でしか、一緒に通っている友だちとしか遊べないのです。

低学年のうちは学童の友だちや
通っていない友だちも学童のある児童館の
体育館で仲良く遊ぶことができました。

しかし、学校の中で仲良しグループが出来
自由に近所の公園や誰それの家で遊びたくなるのが
小学校3年生の成長段階です。

長女も長男も学童を休むことが多くなり
(親が学童にお休みの連絡をします)
小4に進級する際に学童は卒業しました。

民間の学童保育に、学習塾、鉄道会社、水泳教室などの企業が続々と参入しています。

利用料は当然公設より高いのですが、
夜遅くまでの預かりや、送迎、英会話教室との併営、学習支援など、
今までになかった新しい形態も増えているのが特徴です。

働く親にとって不可欠、子どもにとり貴重な育ちの場として積極的関わりを

わが子はともに、公設公営の学童保育のお世話になりました。

学校から学童クラブに着くと「ただいま」とあいさつするように、
家庭の代わりの居場所としての工夫が随所になされていました。

畳の部屋に、昔ながらの工作や手遊び
学童クラブの指導員はプロ意識を持った方々であり、
私たち親の知らない遊びをたくさん教えてくださいました。

夏休みのお泊り会やお楽しみ会など行事も多彩で
親同士の交流も盛んなので
学校の情報に疎くなりがちな働く親にとっても
貴重な繋がりが生まれていました。

ただ、当時の預かり時間は五時までで、
子どもたちだけで帰って来なければならないこと、
お稽古事との両立の難しさなど、欠点も少なくありませんでした。

最近は保護者のニーズに応え、
公設公営でも預かり時間は長くなったようですが、
学童クラブとお稽古事や学習塾が一体になっていれば、
クラブへの連絡や送迎の心配をはじめとした様々な気がかりから解放されます。

これは忙しい親にとって、喜ばしいことといえるでしょう。

民間の学童クラブはこのニーズに応えた形になっています。

「保活」と同様に情報と知恵、習い事のプランや引越しも含めた大切な検討課題です。

保育所も学童保育も地方自治体の重要な政治課題、税金の使い途の問題です

横浜市は二年連続の待機児童数ワースト1だった二〇〇八年から、
たった三年で待機児童数ゼロをほぼ達成しました。

この成果は保育所を増やすのみならず、保育コンシェルジュを配置するなどの
きめ細かい対策が功を奏しました。

行政のやる気と工夫の余地はまだあるようですから、
地方政治・行政もしっかりと見つめて行きましょう。

2013年3月に、杉並区の待機児童の措置について
母親たちが区に対して異議申立てを行いました。

行政側も計画の前倒しをするなど成果があり、
いくつかの自治体に対して同様に異議申立てを始めました。

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