ワーママになって両立するか、人生100年時代専業主婦になるリスク

ワークライフバランス
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どうして私が「今」仕事を辞めなければならないの?

辞めたらどうなるの?

21世紀に生涯「専業主婦」でいられることは奇跡です。

20世紀は、家事・育児に理解のある男性は「先進的な思想」をもつ人だけでした。

イクメン、イケダン、ソフリエなどの言葉に象徴されるように、
男性の家事・育児が市民権を得て女性が働き続け易くなりました。

人生100年時代の選択を❣

ダブルインカムは最大のリスクヘッジ 生涯賃金2億を捨てちゃう?

 

21世紀に入るまでは、家事・育児に理解のある男性というのは、
女性の自立や地位の向上、男女平等などの
「先進的な思想」をもつ人が多かったように思います。

フツーの男性の考えを変えることは大変だったのですが、
(今でもそうですが😅)
イクメン、弁当男子、家事メン、イケダンソフリエなどの
言葉に象徴されるように、男性の家事・育児は市民権を得ています。

ちなみに、「イケダン」とは、
おしゃれで仕事をバリバリとこなしながらも、
妻や子どもを大切にしているイケてる旦那のこと。

「ソフリエ」はソムリエならぬ孫育てに積極的な祖父を指します。

市民権を得たのですから、
あとは思いやりとやる気だけの問題となっているのです。

ところが「だけ」とはいえ、そこがなかなか難しいようです。

そこで、まずはダブルインカムの必要性を考えてみましょう。

気持ちの問題だけではなく、
家計や子ども教育、老後といった将来設計を見据えることで、
共に働くことの意義が自ずから見えてくるからです。

「寿退社」こそ無くなりつつありますが、
女性が子どもを産んでも働き続けることは、まだまだあたりまえとは言えません。

長時間労働、保育所の待機児童問題、
制度は整っていても実際に取得することは困難な育児休業など、
出産を機に辞めざるをえない理由はいくらでもあります。

また、男性と同様の学歴やスキルを持ち、
職場では対等に仕事をしてきたにも関わらず、
家庭に入った女性は社会から取り残されたような焦燥感を抱く傾向がうかがえます。

なぜ、夫だけがイキイキと仕事をし、私は夫に養われなければならないのかと…。

2020年以降、世界中で想像もしなかった事態が続いています。

終身雇用制の崩壊や低賃金、リストラ・合理化が
いつあるかわからないといった厳しさに直面し
雇用環境が今後好転すると考える人は少ないでしょう。

これから結婚し、子育てをしようとする若い世代では、
正規雇用さえ高いハードルになっていた上の世代を見ています。

また、今となっては、自分の力ではどうしようもない
大規模な災害や突発的な困難に会うことも想定内とするべきでしょう。

一方で、病気や事故に備えるために
生命保険や医療保険で充分な安心を買うとすれば、
家計を圧迫するほどの保険料が必要です。

だからこそ、
長い人生最大のリスクヘッジは夫婦ともに収入があること」と
私は声を大にして言いたいのです。具体的な数字をご紹介します。

 働く女性の生涯収入(内閣府・国民生活白書 平成十七年版)は、

(1)第一子・第二子出産時ともに、退職しないで育児休業を取得して働き続けた場合の生涯所得 → 2億5,737万円(2億7700万円を100%とした場合の逸失率は6.%)

(2)上と同じ条件で、三七歳で正社員として再就職した場合の生涯所得→ 1億7,709万円(逸失率35.9%)

(3)二八歳で退職して第一子を、三〇歳で第二子を産んで、三七歳でパート・アルバイトとして再就職した場合の生涯所得 → 4,913万円(逸失率82.2%)です。

 講演会でこの数字を紹介すると、毎回大きな反響があります。

(2)の三七歳で正社員に再就職というケースは今のところ稀ですから、
(1)の「働き続ける」と(3)の「パートとして再就職」を比べてみましょう。

その差額は生涯で、なんと、二億円以上!

 働き続けたいけれど、ちょっと大変そうと考えている多くの女性は
これを知ると「絶対に働き続ける!」と考えを改めます。

共働きは、不安定な社会を生きていくうえで最大のリスクヘッジになるのです。

拙著でご紹介したことでしたが、数年前から話題になっています。

脱・不機嫌な女―夫・職場・子どもを変えて笑顔になる三七の方法
脱・不機嫌な女―夫・職場・子どもを変えて笑顔になる三七の方法

ライフシフト(スキルアップ・転職・起業)のセーフティーネットは共働き

「人生100年時代」がこの数年で、人生設計を考える上で
当たり前のキーワードになりました。

下記の本がベストセラーになりました。

「教育→仕事→引退」という人生から、
「マルチステージ」の人生へと様変わりします。

それに伴い、引退後の資金問題にとどまらず、
スキル、健康、人間関係といった「見えない資産」を
どう育んでいくかという問題に直面するというのが著者の見方です。

ロールモデルもほとんど存在しない中で、
新しい生き方の実験が活発になることは間違いありません。

また、生涯を通じて「変身」を続ける覚悟が問われると言ってもよいでしょう。

そればかりか、ダブルインカムでこそ、
スキルアップや転職・起業なども、大胆に挑戦することできる、出来た
と私は経験や取材経験から思います。

夫だけの収入に頼って家族が生活をしていた場合、
大幅な賃金カットや人員削減により夫が職を失ったらどうなるのでしょうか。

安定していると言われてきたどんな大企業といえども、
絶対に安泰な企業はないことは、何度も繰り返されてきましたが、
2020年に再び目の当たりにしたのです。

そして、すぐに再就職ができるような雇用情勢ではなく、
また、妻が急に働こうにも子育て中の女性の就職の厳しさは言うまでもありません。

たとえ夫が失業しても、妻が働いていれば
片働きで生活している家庭はたくさんいるのだからと、
多少の我慢はしても生活そのものが脅かされることはありません。

将来にわたっての職業人生を考えたときに、
抜本的にスキルアップしたいと思う場合もあります。

技術の習得や資格を取るためには必要な講座や学校に通うなど、
少なくない時間と金銭的な余裕が必要です。

時間を捻出するためには残業を控えなければならず、
当然今までの残業代分の収入減となります。

あるいは、拘束時間の短い職場へ転職する必要に迫られるかもしれません。

仕事内容や職場に不満が募っての場合や、
キャリアアップのためなど転職する理由は様々ですが、
収入がまったく途切れること無く
転職できる場合はどれほどあるでしょうか。

一国一城の主となる起業にはロマンがありますが、
安定した収入を得るまでにはそれなりの資金と時間が必要です。

スキルアップ、転職、起業、すべては金銭的な余裕があってこそ可能なのです。

そして、なかなか給与の上がらない、
右肩上がりではない30年を経て
金銭的な余裕を持ちたければ
一人の収入だけではなかなか難しいのではないでしょうか。

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